そもそも、インバウンド集客とは?
世間ではここ数年、「インバウンド」という言葉がしきりに叫ばれています。
そもそも「インバウンド」とは何なのでしょうか?
インバウンド(Inbound)とは、外国人が訪れてくる旅行のこと。 日本へのインバウンドを訪日外国人旅行または訪日旅行という。 これに対し、自国から外国へ出かける旅行をアウトバウンド(Outbound)または海外旅行という。
参照元:JTB総合研究所
つまり「インバウンド集客」とは、外国人観光客・旅行者を集客するということになります。
外国人観光客がどのくらい増えているのかと言いますと、2003年の累計は【5,211,725人】で2016年の累計は【19,737,409人】(参照元:日本政府観光局(JNTO))なので、13年間で約4倍にまで増加しているのです。
なぜ、ラブホテルとインバウンドが繋がるのか?
これだけ外国人観光客が増えている中、問題も発生しています。それは都心部での「ホテル不足」です。
都心部の主要ホテルでは稼働率が平均でも90%を超える年もある程で、宿泊先がなかなか確保できない外国人観光客も多数いるとのことです。
ラブホテル業界の方であれば既にご存知の方が多いとは思いますが、ラブホテルが一般ホテルへの改装をする場合には補助金等による支援をすると2016年6月9日に政府が発表をしました。
2020年にはオリンピックもあり今以上にホテル不足が深刻になると予想されるので、政府も一応は同じ宿泊施設でありビジネスホテルに比べて稼働率が低いラブホテルを活用できないかという対策を出したのです。
しかし、政府の提案通り一般ホテルに改装しないとインバウンド集客をできないということは全くなく、現在の「ラブホテル」という形態のままインバウンド集客はできるのです。
実は外国人に人気のラブホテル
そうは言ってもラブホテルのままだと気になるのが、外国人には得体の知れないものにうつり嫌煙されてしまうのではないかという疑問もあるでしょう。
実は日本のラブホテルは外国人に隠れた人気があるのです。
もちろん海外にもラブホテルやそれに類似した「モーテル」のようなものはありますが、日本程発達はしていません。
日本のラブホテルは世界でも最先端(?)で日本独自の文化と言っても過言ではないでしょう。わざわざラブホテルの為に来日する外国人の方もいる程です。
ただし、あくまでも「隠れた」人気で知らない外国人の方も多いので、まだまだ集客できる可能性を秘めているのです。
都心部にはないラブホテルでもインバウンド集客はできるか?
外国人観光客は当然都心部に宿泊することが多いです。しかし、案外郊外の都道府県のラブホテルでも外国人観光客はやってきます。
その理由が面白かったのですが、特にアメリカや中国等広大な土地の国の方の場合には、日本の県をまたぐ程度の移動距離や時間は全く気にならないとのことでした。
例えばですが、東京観光に来た外国人の方が、埼玉や千葉まで泊まりに行くには遠いとも感じず何の抵抗もないという感覚の方が多いようです。
しかも、ラブホテルは駅前ではなく高速道路ICの近くにある場合も多く、駅からのアクセスは悪いという条件でも特に苦にならない様子です。(もちろん個人差はあります。)
インバウンド集客の壁
本当に大まかにですが、ラブホテルでのインバウンド集客の可能性についてお伝えさせていただきました。
実際にインバウンド集客をしよう!となった時に、「何からやればいいのか全くわからない」という方が多いのではないでしょうし、ネット上で探してもなかなか具体的な方法は出てこないと思います。
「売り上げアップの為にインバウンド集客を頑張らなければ」という方や、上長の方から「今はインバウンドが流行ってるんだからウチでも何とかしろ!」と無茶振りをされている方もいらっしゃるかもしれませんね(心情お察しします。。)
「インバウンド」というだけでちょっと壁があるように感じてしまうものですが、その壁の正体は何なのでしょうか?
まず敵を知れば、具体的にどうすれば良いのか答えが見えてくるはずです。
まず、インバウンド集客をする際に大きな壁となるのは、【PRの壁】と【言葉の壁】こちらの二点になるかと思います。
【PRの壁】とは、どう外国人へ自分のラブホテルの存在をアピールするのかその方法です。つまり広告方法ですが、現実問題かなり限られていますが効果的な方法は存在します。
【言葉の壁】とはそのままで、実際に集客できたはいいが来店した際に外国語でどう対応すれば良いのかという問題です。
専属の担当を採用するのにも経費がかかるし、ラブホテルは休憩やサービスタイムや宿泊等のシステムが難しいのでその説明だけでも一苦労しますが、これもちゃんとした解決方法があるのでご安心ください。
具体的な方法については今後お伝えさせていただきます。
個別相談会でもお伝えさせていただきますので、是非個別相談をお申し込みください。